年賀状は日頃お世話になっている方に送る1年で最初の挨拶状です。
そんな日本の古くからの風習である年賀状は喪中の人には出してはいけないとされています。
喪中とは旧年中に2親等以内の身内がお亡くなりになったことを言い、喪中の方には年賀状を控えるのがマナーとされています。
そもそもなぜ喪中の人に年賀状を送ってはいけないのか、自分が喪中の場合はどうすればよいのか?など詳しく紹介していきます。
- なぜ喪中に年賀状を送ってはいけないのか知りたい方
- 喪中の人にどのような挨拶状を送ればいいか悩んでいる方
- 自分が喪中の場合の対処方法
この記事の目次
喪中の人に年賀状を送ってはいけないのか?
実は喪中の方に年賀状を送ってはいけないという明確な決まりはありません。そのため喪中の方に年賀状を送ることは厳密にはOKとされています。
ただし喪中の方が新年を祝うことはないので、一般的にはあまり出さないほうが良いとされています。
実は喪中の人に年賀状を出してもOK。ただし2018年現在はマナーとして控えることが一般的
そもそもなぜ年賀状を控えるのか?
年賀状は新年を祝うための挨拶状のため年賀状の文面には
- 新年あけましておめでとうございます。
- 謹賀新年
といった年が明けたことを祝う言葉が並びます。喪中の方にとってご身内の方が亡くなられた年が明けたことはめでたいことではないとされています。
そのため喪中の方に送る年賀状は控えたほうがよいとされているわけです。
間違って喪中の人に年賀状を送ってしまった
特別親しい関係でない限り「親族の方が亡くなった」という話はあまり聞かないと思います。
そのため
知らずに喪中の方に年賀状を出してしまい、あとから喪中であることを知った。
というケースは少なくありません。
冒頭ご説明したとおり年賀状は喪中の人に出してはいけないものではありません。
喪中であるということを知るすべがなかった場合は、わざわざお詫びの連絡などをする必要はありません。
どうしても引っかかってしまうという方は、寒中見舞いを出しお詫びをしましょう。
寒中見舞いでのお詫び例
寒中お見舞い申し上げます
このたびはご服喪中と知らずに年賀状を差し上げてしまい失礼しました。御尊父様の逝去を心よりお悔やみ申し上げます。
まだまだ寒い時期が続きますので 十分ご自愛ください。
平成三十年一月
- 喪中であることを知らずに年賀状を出したお詫び
- 故人を偲ぶ言葉
- 相手を気遣う言葉
寒中見舞いでのお詫びについてはこちらで詳しく解説しています!

自分が喪中の場合はどう対処する
年賀状は喪中の人にはなるべく出さないようにするのがマナーですが、では自分が喪中の場合はどのように対応に対応するのがよいかというと・・
- 年賀状は出さない
- 年賀状が届いたら”寒中見舞い”を出す
この2つで対応しましょう。
喪中である場合こちらから年賀状を送付する必要はありません。もし出すのであれば寒中見舞いです。
寒中見舞いは1月2月に出される季節の挨拶状です。寒さを見舞う意味合いがありましたが、最近では1月7日までに出せなかった年賀状の代わりに出すことが増えてきています。
自分が喪中である場合には、1月8日以降に寒中見舞いとして挨拶状を出しましょう!年賀状が届いた場合も同様です。
寒中見舞い例文
もらった年賀状に対する返信
寒中お見舞い申し上げます。
年頭にはご丁寧な年賀状をお送り頂きましてありがとうございました。
昨年の11月に私どもの祖母が亡くなり、新年のご挨拶を控えさせていただきました。本来であればこちらから欠礼のお知らせを差し上げるべきところ、行き届かずに大変失礼いたしました。
本年もどうぞ変わらぬご厚誼の程、宜しくお願い申し上 げます。
平成三十年 一月
寒中見舞いは1月8日以降に出しましょう。
喪中の場合には寒中見舞いを出そう!
自分が喪中の場合、相手が喪中の場合は年賀状ではなく”寒中見舞い”で新年の挨拶を行いましょう!
寒中見舞いであれば喪中は関係なく、年賀状の代わりに新年の挨拶をすますことができます。
寒中見舞いといっても先ほど紹介した形式ばった硬い文章ではなく、デザインの凝ったお洒落な寒中見舞いが主流です。
ただし喪中の場合は、相手に配慮しシンプルな寒中見舞いをおすすめします。
シンプルな寒中見舞いを送ろう!
寒中見舞いにはたくさんのデザインがありますが、相手を配慮した寒中見舞いを送るのであれば挨拶状ドットコムをおすすめします。
挨拶状ドットコムであれば、
- 定型文で文章を考える必要がない
- 相手を選んでデザインを決めることができる
- 最短当日発送
- 面倒な宛名を書く必要がない
など挨拶状を送るうえで欠かせない要素がたくさん詰まっています。
公式サイト | 挨拶状ドットコム |
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選べるデザイン | 800以上 |
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まとめ
喪中の人に年賀状は2018年現在マナー違反とされています。
知らずに年賀状を出してしまった場合は、寒中見舞いで相手を気遣うお詫びを出すことをおすすめします。
自分が喪中の場合にも、年賀状ではなく、寒中見舞いで「喪中であること」をしっかりと伝えましょう!