喪中であると知っている方に年賀状を送ることはマナー違反とされています。※年が明けることがめでたくないため
通常、喪中の人に年賀状を出したい場合は、年賀状の代わりに寒中見舞いを出すことが一般的です。
しかしどのように喪中の方向けの寒中見舞いを書いてよいかわからないことも多いはず。
今回は喪中の人向けの寒中見舞いの例文を複数パターンにわけて紹介します。実際に活用されている方も多い例文ですので是非参考にしてください。
- 喪中の人向けの寒中見舞いの例文が見たい
- コピペで楽したい方
この記事の目次
喪中の人に出す寒中見舞いの例文【コピペOK】
寒中お見舞い申し上げます。寒冷の候、ご服喪中とのことで年頭のご挨拶は遠慮させていただきましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。○様(故人名敬称)には大変お世話になりながら、何もお返しできないままお別れすることになり、今はご冥福をお祈りするばかりです。流感も猛威をふるっておりますので、皆様くれぐれも御身大切にお過ごしください。
以上のような内容であれば、失礼もなく、相手に心遣いが伝わるでしょう。
喪中の人に出す寒中見舞いの構成は
- お見舞いの挨拶
- 時候の挨拶や健康を気遣う言葉
- 故人を偲ぶ言葉
- 締めの挨拶
以上が定番です。上記の例文も基本構成に沿って作成していますので、そのままコピペで利用できます。
【参考】お見舞いの例文
お見舞いの挨拶というのは、寒中謹んでお見舞い申し上げます。という定型文で良いでしょう。
時候の挨拶は、寒冷の候、いかがお過ごしですか
一般的な寒中見舞いの書き方は例文で寒中見舞いの書き方を覚えよう!おすすめのデザインは?を参考にしてください。
【覚えとく】喪中の人に年賀状を送ってはいけないのか?
実は喪中の方に年賀状を送ってはいけないという明確な決まりはありません。そのため喪中の方に年賀状を送ることは厳密にはOKとされています。
ただし喪中の方が新年を祝うことはないので、一般的にはあまり出さないほうが良いとされています。
実は喪中の人に年賀状を出してもOK。ただし2020年現在はマナーとして控えることが一般的
そもそもなぜ年賀状を控えるのか?
年賀状は新年を祝うための挨拶状のため年賀状の文面には
- 新年あけましておめでとうございます。
- 謹賀新年
といった年が明けたことを祝う言葉が並びます。喪中の方にとってご身内の方が亡くなられた年が明けたことはめでたいことではないとされています。
そのため喪中の方に送る年賀状は控えたほうがよいとされているわけです。
間違って喪中の人に年賀状を送ってしまった
特別親しい関係でない限り「親族の方が亡くなった」という話はあまり聞かないと思います。
そのため
知らずに喪中の方に年賀状を出してしまい、あとから喪中であることを知った。
というケースは少なくありません。
冒頭ご説明したとおり年賀状は喪中の人に出してはいけないものではありません。
喪中であるということを知るすべがなかった場合は、わざわざお詫びの連絡などをする必要はありません。
まとめ
喪中の人に出す寒中見舞いの例文いかがでしたでしょうか。
年賀状は出せない代わりに寒中見舞いで相手を気遣いましょう!
今回の例文はそのまま使えますので、ぜひコピペで利用してみてください!