年賀状を出したはいいがあとから相手が喪中だと知った・・
喪中であるという寒中見舞いが届いた・・
というケースは少なくありません。
喪中であることはわざわざ他の人に伝えることでもないため、相手が喪中であることを知るすべがないことがほとんどです。
今回は喪中の方に年賀状を出してしまった場合の対処方法をご紹介いたします。
- 喪中の方に年賀状を出してしまった人
- お詫び状の書き方がわからない人
喪中の方に年賀状を出してしまったら寒中見舞いでお詫び状を書こう!
もし年賀状を出したあとに相手が喪中だということを知ったら、寒中見舞いでお詫び状を書きましょう!
寒中見舞いとは「冬の寒さを気遣う挨拶状」です。
年賀状は1月1日~7日(松の内)に出す必要がありますが、1月8日以降であれば、寒中見舞いを送ることが一般的です。
もし1月1日届くように年賀状を送ってしまったら、1月8日以降に寒中見舞いでお詫び状を出しましょう。
お詫び状というと堅苦しい印象を与えますが、冬の挨拶状である寒中見舞いを出し、一言お詫びの言葉を添えるだけでOKです。
寒中見舞いでのお詫び状の書き方例【2つ紹介します。】
寒中お見舞い申し上げます
このたびはご服喪中と知らずに年賀状を差し上げてしまい失礼しました。御尊父様の逝去を心よりお悔やみ申し上げます。
まだまだ寒い時期が続きますので 十分ご自愛ください。
平成三十年一月
寒中お見舞い申し上げます○様(故人名敬称)ご逝去のこと、存じ上げなかったとはいえ、御喪中をわきまえず新年のご挨拶を申し上げ大変失礼致しました。遅ればせながら、○様(故人名敬称)のご冥福をお祈り申し上げます。寒い日が続きますが、皆様御体大切にお過ごしください。
平成三十年一月
- 喪中であることを知らずに年賀状を出したお詫び
- 故人を偲ぶ言葉
- 相手を気遣う言葉
より詳しく知りたい方は別の記事にて解説しています。
寒中見舞いは便利です
寒中見舞いは
- 年賀状を出し忘れた時
- 相手から年賀状が届いたけど、自分は出していなかったとき
- 喪中であることのお詫び
などにも利用することができます。
寒中見舞いのマナーは別の記事でもまとめていますので、興味のある方はご覧ください。
まとめ
知らずにいた場合には寒中見舞いで改めて悼む気持ちを伝えれば、とても丁寧でご家族にも哀悼の意が伝わり、気持ちも和らぐでしょう。
寂しいときをお過ごしでしょうから、締めの挨拶ではご家族の体を気遣う一言を添えることを忘れずにおきましょう。